ラキの思考回路

音楽好きによる、試行錯誤の日々

音感#3

俺の音楽を大きく支えている存在。それが音感であると俺は考えている。

このシリーズでは、音感に対する俺の考えや、音感がもたらす俺の音楽の影響について、数日にわたってずらずらと書けたらなと思っている。

#3 作曲へ繋がった

音感がある。耳コピでピアノ弾いたりする。

・・・でも耳コピのピアノって、すぐ弾き方忘れる。忘れにようにするには・・・ピアノスコア、楽譜が必要。手書きで楽譜作るなんてとってもめんどくさいので、iPadで楽譜作れるアプリを探した。探した結果、良さげだと思って入れた一つのアプリが、「Flat」だった。

Flat: 作曲&楽譜作成アプリ

Flat: 作曲&楽譜作成アプリ

  • Tutteo Limited
  • ミュージック
  • 無料
apps.apple.com

無料で、文句ひとつない機能の数がある。これを入れたのが中一の秋頃だが、十分すぎる楽譜作成アプリだった。このアプリは打ち込んだ楽譜を(音質はさほどだが)演奏してくれる機能がある。引けなくてもそれで楽しかったりする。

このアプリを使っていたら、ピアノ以上の耳コピもしたくなった。このアプリ、作れる楽譜のパートはピアノだけではなかった。バンドスコアも、オーケストラ楽器も、どんな楽譜も作れた。ここで耳コピしようと思ったのが、Neruさんのボカロ曲「ロストワンの号哭」。 Neru - ロストワンの号哭(Lost One's Weeping) feat. Kagamine Rin - YouTube

コード進行がシンプルで、耳コピしやすかった。楽譜を作ったのが中1の12月だが、今思うと音階全然違うやん、リズム全然違うやん、ドラム適当すぎじゃん、ってなることが多々。

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サビ、ヴォーカルパート以外。見づらっ
もはや作曲に近いこの耳コピ。こんなたくさんの楽器で音を再現するのが楽しかった。

そんなことがあって、年が明けて、中1の1月半ば。喉を壊していて部屋で暇な時間を過ごしている時、iPadの中の俺えんじ色のアイコンをしたアプリが目に留まった。GarageBand。しかし開いたところで、音楽で何かするんだろうなということ以外、何もわからなかった。しかし何故か知らないが、同日純正のブックアプリも開いてた。使っていないのに。するとなんと、GarageBandのガイドブックが無料で配布されていた。ここで、GarageBandはループ機能で曲のパレットを作り、それらを録音して曲を作るアプリなのだということを知った。少し、いや結構誤解している。そして、1月13日だか14日だが、生まれて初めて、自分で作った音楽を形にした。こんなメロディーにしたい。じゃあ画面上の鍵盤のここ叩いていばいい。それで即座に指が動いたのは、絶対音感という知識あってこそのことな気がする。コードとかも全くわからなかったので。そして上記のとおり、Touch Instrumentで録音、全体を録音、完成 しか知らなかったわけだから、クオンタイズもしてない、ベロシティもバラバラ、Apple Loopsも存在を知らなかった。そのようにして完成したこの曲は今もあえて何も手を加えていない。しかもピアノがメインの曲なのにドラムキットがエレクトロ用・・・

そんなテンションでもう一つ曲を作った。知識は何も増えていない。この曲を作ったきっかけは、一つのAlchemyの一音を長押ししてたら、あ、このロングトーン中心に曲作れるのでは?である。

しかし3曲めになって、大きな進歩があった。この曲を作ったきっかけも、Alchemyの一つのロングトーンが面白かったことにあった。しかし作業途中、ついにApple Loopsの存在を知った。なんだこれは!これあればこれだけでも曲作れる!となって、Alchemy以外のパートは全部Apple Loopsにした。そしてApple Loopsの追加パックを全て購入。こうして、Apple Loops を取り入れての初の曲が、Openingである。あ、SoundCloudには投稿してない。まだまとまった曲とはいえないものだから。その後、Apple Loopsだけを使って、2月頭にトントン、と作った2曲が、「ゆったり」改め"Normal"、「悲劇」改め"Tragedy"である。まあこの辺はApple Loopsをフィーリングで繋げてるだけなので、音感要素はあんまりない。

Stream Normal by Raki | Listen online for free on SoundCloud

Stream Tragedy by Raki | Listen online for free on SoundCloud

・・・まだ作曲の始まりの話の途中だが、こんなに長くなるとは思わなかった。・・・タイピングもっと早くなりたい。

この話の続きと、Apple Loopsを離脱した話と、その後直面した問題。その直面した問題を一番書きたいんだが、いつになったら書けるのだろう・・・まあせっかくの機会なので、音感と作曲について長々とゆっくり書いていきたい。