ラキの思考回路

音楽好きによる、試行錯誤の日々

音感#2

俺の音楽を大きく支えている存在。それが音感であると俺は考えている。

このシリーズでは、音感に対する俺の考えや、音感がもたらす俺の音楽の影響について、数日にわたってずらずらと書けたらなと思っている。

#2 経緯と使い道

さて、全ての音を音階として認識できるわけではないが、絶対音感の意味合いから考えると俺は絶対音感であろう。

なぜ絶対音感を持つことができたか。それには心当たりがある。

俺は年少から小1までの4年間、ピアノを習っていた。どこで習ったかと言うと、ドレミで旋律を歌っていて、りんごのキャラクターが出てきたりするCMで知られている音楽教室である。

その音楽教室の年中、年長のレッスンには、もちろんピアノ(エレクトーン)のレッスンがメインだが、CMの通り、メロディーをドレミで歌うカリキュラムがある。年に一回のピアノの発表会は、実際に鍵盤を弾く発表は小学生からで、年中、年長の発表会は、数人でそのドレミ旋律による歌唱を発表するというものである。

もともと小さい頃から音楽に触れまくってて、おそらく音楽が好きだった俺は、家でのピアノの練習は積極的ではなかったが、週1の音楽レッスンを楽しんでいたんじゃないかと思う。

で、その毎週のようにやっていたドレミで歌うやつが、絶対音感に大きく関わっているんじゃないかと思った。まず先生による手本があって、ピアノによる手本があって、音を、その音の名前で歌う。正しい音の高さで。ドっていう音はこんな音、レっていう音はこんな音。ドレミファソラシドを基本に、同様に黒鍵などの音にも触れていく(触れていったのであろう)。

その結果、聞いた音の音階がわかるようになったんだと思う。合唱の自分のパートは、頭の中で旋律を音階で歌いながら音取りの練習をするため、すぐに音程が掴める。キーンという耳鳴りも、あ、耳鳴りだ、ファの#だ、いつまで続くんだろ、ってなる。打楽器なんかはなかなかわからない。

音感は何かに使わないと劣るということを昨日の記事で書いた。そのため俺は、知ってる曲をピアノ(および年中でもらったミニキーボード)で、その旋律をピアノで弾いた。いわゆる耳コピピアノだ。あとはなんだろうか、幼稚園児の好奇心が、いろんな音において音階を考えたのだろうか。まあそのようにして習得した音感で色々してた。ミニキーボードなんかはその機能で遊びまくってた。年中の俺にとっては盛りだくさんのキーボードだった。

ここまでの内容だと自慢話のようにしか見えないが、音感の話はここでは全く終わらない。中学生になって、iPadを手に入れて、GarageBandの存在を知って、作曲に興味を持って、作曲をしているわけだが、音感が作曲に繋がったきっかけと、音感が俺の作曲にもたらす影響を、また次回以降書く予定だ。次回は全くもって自慢話にはならないと思う。

・・・今日昼寝してたからこんな遅くまで起きてるけど、もうちょい早く書いて寝れないかねぇ・・・